02/21(木) 堤・仙道・八尋・林カルテット@銀座 The Swing City

02/21(木) 堤・仙道・八尋・林カルテット@銀座 The Swing City に行ってきました、セットは以下です。

1st Set:
01. アルカイック・スマイル (仙道さおり/林正樹作曲、仙道 perc & 林 pf duo、約5分)
02. Soaring Feather (堤智恵子作曲、堤 css、約7分)
03. Silver Jubilee (堤智恵子作曲、堤 as、約8分)
04. 象と地下鉄 (堤智恵子作曲、堤 css、約9分)
05. Millennium Delight (堤智恵子作曲、堤 as、約10分)
06. SHIO-SAI (堤智恵子作曲、堤 css、約7分)
07. Back Street (堤智恵子作曲、堤 as、約16分)

約82分

2nd Set:
08. KIRARI☆ 〜 (仙道さおり作曲、仙道 perc,vo & 林 pf duo、約6分)
09. Cavalos no Verde (堤智恵子作曲、堤 css、約7分)
10. Run About (堤智恵子作曲、堤 as、約12分)
11. Contra-Danca (堤智恵子作曲、堤 as、約8分)
12. Madrugada (堤智恵子作曲、堤 css、約9分)
13. Usual Alley (堤智恵子作曲、堤 as、約7分)
14. Caribbean Evening Wind (堤智恵子作曲、堤 as、約12分)

Encore:
15. Tiny Pocket (堤智恵子作曲、堤 as、約7分)

約85分

Member:
堤智恵子(css,as)
仙道さおり(perc,vo)
八尋洋一(eb)
林正樹(pf)



久しぶりに集結したこの素晴らしいメンバーの方々、堤智恵子さんの 1st & 2nd Album に参加してらした皆さんですね。吉田和雄さんのグループ繫がりとも言えるこのメンツで演奏されるのであれば、それは聴き逃してはなるまいとスウィングシティに足を運ばせていただきました。

冒頭は、林さんと仙道さんの御二人のみステージに現れ行き成り演奏開始、御二人の共作曲「アルカイック・スマイル」です。その後の堤さんの MC にて、前後半の冒頭1曲目がアルカイックで演奏し、それ以外は全て堤智恵子さんの曲を演奏されるとのこと!このメンツの久しぶりの演奏、まさにそれを期待していたのです。と言う訳で、堤智恵子ワールドが全面展開、かつフレーズ引用等、更には台詞まで入ってドラマ仕立てにライヴが進行、堤さん曰く「本日は、ドラマ仕立てにて演奏させていただいております」。

本日の堤さんはカーヴドソプラノとアルトの2本持ち替え、八尋さんはいつもの年季の入ったエレベ、林さんは会場設置の YAMAHA、そして仙道さんのパーカッションセットは、オリジナルさおりモデルのカホンに座り、パンデイロ1つ、スネアは響線オンオフ可能なもの正面1つ、その上にボンゴを2つ、シンバルはクラッシュ2つに、スプラッシュ、ライドが一つづつ、左前方にハイハット、向かって右側にはジェンベが一つ、マイクスタンドに各種鳴り物が所狭しと吊り下げられ、新規購入されたウィンドベルと重ねベルも吊り下げられています。シェーカー&チョーカー等小型鳴物、スティック、ブラシ類はマイクスタンド下の鳴物用クリアケースの上に揃えてありました。

結局、アンコール含め全15曲約167分、圧巻のウルトララテン爆裂スーパーライヴ!となりました。各人のソロがまたトンでもなく超絶的、ソロ回しも一体何処までと思えるほど、仕掛けや引用フレーズ差し込みもストーリー性が見て取れ、爆笑しっ放し、もう笑うしかない怒涛の堤ワールドが展開されてまして、心より堪能させていただきました。

次はまた3年後?「このメンバーのスケジュールが合うなんてホント奇跡的なのですよ」との堤さんのお言葉もよく分かりますが、出来るだけ早期の次回を祈念したいところです。



n.p. 堤智恵子「Soaring Feather」