08/12(日) ERA@下北沢 Lady Jane

08/12(日) ERA@下北沢 Lady Jane に行って来ました。セットは以下、

1st Set:
01. Lavender Hill (壷井彰久作曲、旧タイトル:016、3rd 収録、鬼怒:ag2、壷井:evn、約8分)
02. Filled (鬼怒無月作曲、3rd 収録、鬼怒:ag1、壷井:avn、約6分)
03. Steam Machine (鬼怒無月作曲、3rd 収録、鬼怒:ag2、壷井:evn、約9分)
04. First Greeting (壷井彰久作曲、旧タイトル:009、3rd 収録、鬼怒:ag2、壷井:evn、約7分)
05. TONO (壷井彰久作曲、2nd 収録、鬼怒:ag2、壷井:evn、約9分)

約53分

2nd Set:
06. I was a Teenage Warewolf (鬼怒無月作曲、2nd 収録、鬼怒:ag1、壷井:avn、約5分)
07. Under the Red Ground (壷井彰久作曲、2nd 収録、鬼怒:ag1、壷井:avn、約5分)
08. Three Colors of the Sky (鬼怒無月作曲、3rd 収録、鬼怒:ag2、壷井:avn、約7分)
09. Foghorn (鬼怒無月作曲、1st 収録、鬼怒:ag1、壷井:evn、約8分)
10. St. Vitus Dance (鬼怒無月作曲、3rd 収録、鬼怒:ag1、壷井:evn、約9分)

Encore:
11. crawler-A (鬼怒無月作曲、1st 収録、鬼怒:ag2、壷井:evn、約12分)

約66分

ERA:
鬼怒無月( ag1:フォークギター/ag2:ガットギター)
壷井彰久( evn はワインレッドを基調とした5弦オリジナルエレクトリックバイオリン、avn はアコースティックバイオリンに小型マイクで音を拾う形)


最小(2人)のバンド(デュオ)編成にて最大(宇宙規模?)のアンサンブルを生み出す驚異的な ERA、余りにも傑作揃いの楽曲と超絶的な演奏で頂点を極め、シーンに衝撃をもたらした 2nd 発表後も信じられない事に ERA は進化を続け、そして遂に 衝撃の 2nd を超えた至高の 3rd を昨年完成リリースし、その後も進化発展を志向し前進を続けていらっしゃいます。前回の3月末@公園通りクラシックスから4ヶ月近く空いた本日、最近はライヴ活動のペースは落ちてきているため、逆に一回一回のライヴ機会の価値が高まっている印象で、勿論足を運ばせていただきました。

前回久しぶりに「New Era Has Come」が演奏されましたが、今回はそれが「Steam Machine」に戻った形、と言うわけで、本日のセットが 3rd リリース後のライヴで最も完成形に近いセットではないかと思いますね。お二人のやり取りは結成7年を経ても相変わらず咬み合わない絶妙の空気感を漂わせつつ、終始リラックスムードで進行していました。その中でも壷井さんの「そろそろ曲作んなきゃいけませんね」のお言葉は嬉しい限り、いよいよ 4th に向けての照準を定め出した ERA、トラッドと前衛の究極的融合と思われた楽曲の融合度を更に進めた素晴らしい楽曲と未曾有の演奏、この ERA が 4th として目指す先は、無限の音楽的宇宙空間かはたまた3次元を超える音楽的多次元空間、その道は、この ERA によって切り開かれて行くことでしょう。



n.p. ERA「Three Colors of the Sky」