01/16(火) GYRO + 鬼怒無月@早稲田音楽喫茶茶箱

01/16(火) GYRO + 鬼怒無月早稲田音楽喫茶茶箱 に行って来ました。セットは以下、

1st Set:
01. 即興1 (約32分)

約32分

2nd Set:
02. 即興2 (高岡 tuba solo、製作中の新曲のモチーフを織り込みつつ、約7分)
03. 即興3 (約26分)
04. 即興4 (約10分)

約45分

GYRO Member:
高岡大祐(tuba)
沼直也(dr)

  1. 1 Guest:

鬼怒無月(gt)


3ヶ月ぶり、2度目の GYRO + 鬼怒無月ライヴ@早稲田茶箱です。前回の初対決(?)終演後、空かさず3人でスケジュールをチェックし合って実現した本日のライヴ、3ヶ月間楽しみに待ってました!!これ、ホントに体験しないと大きな損失です、その場に居合わせた誰もが腰を抜かす程に驚かされる脅威のジャムセッションが展開されるのですから。

このセッションにおける御三方は、始めから終わりまで全く休むことのない、全力疾走にて突っ走り、瞬間の中に生み出される未曾有のグルーヴ、脅威の音像が巨大な塊となって、聴く者全ての心に、魂にもの凄いパワーでぶつかってきます。

先ずは、一部冒頭にて高岡さんより「この3人のセッションは、もはや音楽ではなくスポーツのようなものだとも言われています、お楽しみ下さい」に続いて、早速、高岡さんが循環呼吸奏法でアンビエントな低音空間を構築し、軽やかに、しなやかに沼さんがフィルイン、鬼怒さんはカッティングでのリズムアプローチから、時折短いパッセージを織り込む、音は抑え目ながら既に三人とも一音一音に全身全霊を込めているハイテンションな音像空間が構築されている。3人が3人とも先を争うように音像をクレッシェンドさせていき、同時に一重に二重にグルーヴが厚みを増していく、ある臨界点を察してか、突然堰を切ったように鬼怒さんが怒涛の連続かつ超高速ロングパッセージに移行、負けじと沼さんがリズムアプローチを巧みに変化させつつ、鬼怒さんを更に煽る、既に Tuba が管楽器であることをスッカリ忘れさせて下さっている高岡さんも信じられないことに、この状況でお二人を煽りまくる!いつ果てるとも知れない風速50m超のハリケーン的音楽の渦巻く中、演奏開始後24分を過ぎた頃、突然嵐が去ったようにトーンダウン、空かさずブラシに持ち替えた沼さんがクールなリズム空間を生み出し、そこに乗って鬼怒さんと高岡さんが何とブルージィな掛け合いを始める、3人ともホントに日本人?と思える本当に黒っぽいブルースに暫し浸らせていただく、そして4分ほど経っただろうか、頃合を見て再び怒涛の展開へ、最後はサッと引き上げる形で、約32分ほどの即興演奏。高岡さんより「短めですがこれで一部を終わります、休憩を挟んで二部はもっと長くやりますのでお楽しみに!」


また時間見つけて更新します。



n.p. GYRO「未発表ライヴ CD-R 」