06/18(日) ERA 3rd レコ発記念ライヴ@下北沢 Lady Jane

06/18(日) ERA 3rd レコ発記念ライヴ@下北沢 Lady Jane に行って来ました。セットは以下、

1st Set:
01. Lavender Hill (壷井彰久作曲、旧タイトル:016、3rd 収録、鬼怒:ag1、壷井:5-evn、約8分)
02. Filled (鬼怒無月作曲、3rd 収録、鬼怒:ag2、壷井:avn、約6分)
03. St. Vitus Dance (鬼怒無月作曲、3rd 収録、鬼怒:ag2、壷井:5-evn、約9分)
04. Between Winter and Spring (壷井彰久作曲、3rd 収録、鬼怒:ag2、壷井:5-evn、約6分)
05. Three Colors of the Sky (鬼怒無月作曲、3rd 収録、鬼怒:ag1、壷井:5-evn、約7分)
06. crawler-A (鬼怒無月作曲、1st 収録、鬼怒:ag1、壷井:5-evn、約12分)

約59分

2nd Set:
07. Hailstorm (鬼怒無月作曲、旧タイトル:ERA 11/29、3rd 収録、鬼怒:ag1、壷井:avn、約11分)
08. I was a Teenage Warewolf (鬼怒無月作曲、2nd 収録、鬼怒:ag2、壷井:5-evn、約5分)
09. First Greeting (壷井彰久作曲、旧タイトル:009、3rd 収録、鬼怒:ag2、壷井:5-evn、約6分)
10. Steam Machine (鬼怒無月作曲、3rd 収録、鬼怒:ag1、壷井:5-evn、約10分)
11. TONO (壷井彰久作曲、2nd 収録、鬼怒:ag1、壷井:5-evn、約10分)

Encore:
12. Left Window (壷井彰久作曲、1st 収録、鬼怒:ag2、壷井:5-evn、約13分)

約71分

ERA:
鬼怒無月(ギター2本を使い分け、ag1:ガットギター/ag2:フォークギター)
壷井彰久(5-evn はワインレッドを基調とした5弦オリジナルエレクトリックバイオリン、avn はアコースティックバイオリンに小型マイクで音を拾う形)


最小(2人)のバンド(デュオ)編成にて最大(宇宙規模?)のアンサンブルを生み出す驚異的な ERA、余りにも傑作揃いの楽曲と超絶的な演奏で頂点を極め、シーンに衝撃をもたらした 2nd 発表後も信じられない事に ERA は進化を続け、そして遂に 衝撃の 2nd を超えた至高の 3rd を完成させ、本日のレコ発ライヴの実現と相成りました。1部2部合わせた全演奏曲12曲中、3rd 収録曲は8曲演奏されていました。どの曲もこの ERA が生み出す前にはこの世に存在しなかったし、存在させることすら考えも出来なった超絶的な曲ばかりでありながら、その超絶性を一切感じさせない楽曲の良さはやはり ERA ならでは感があります。2nd 時点においては、トラッドと前衛の究極的融合と思われた楽曲の融合度を更に進めたかのような素晴らしい楽曲と未曾有の演奏揃い、御二人が目指す先は、無限の宇宙空間、その道は間違いなくこの ERA の後に作られることでしょう。そんな御二人の更なる、新たなる挑戦の門出となる本日、やはり御二人とは切っても切れない間柄の一噌幸弘さんがシークレットゲストで呼ばれていたようですが、残念ながら、この日の正門会別会「安宅 勧進帳 瀧流之伝」@観世能楽堂絡みで参加が出来なくなったようでした。しかし、一噌さんの熱い想いが、しっかりとこの日の会場には届いていたような気がします、一噌さん参加予定であったアンコール曲「Left Window」の素晴らしき演奏には、一噌さんの想いとそれに応えようとする御二人の想いがしっかりと刻まれていた印象です。


n.p. ERA「Three Colors of the Sky」