04/24(月) スズキイチロウ・カルテット@入谷なってるハウス

04/24(月) スズキイチロウ・カルテット@入谷なってるハウス に行ってきました。まずはセットから、

1st Set:(スズキ&小森デュオ)
01. Hobo Brazil (スズキイチロウ作曲、スズキ ag、小森 ss、約13分)
02. 0619 (スズキイチロウ作曲、スズキ ag、小森 cl、約9分)
03. パンダフラメンコ (スズキイチロウ作曲、スズキ ag、小森 ss、約5分)
04. Far East (スズキイチロウ作曲、スズキ ag、小森 bcl->ss->bcl->ss、約14分)
05. Free Way (スズキイチロウ作曲、スズキ ag、小森 ss、約11分)

約59分

2nd Set:
06. I Drift (菊池俊行作曲、小森 cl、約12分)
07. サボテンブラザース (スズキイチロウ作曲、小森 ss、約16分)
08. Missing(Child) (スズキイチロウ作曲、小森 bcl、約9分)
09. Return (スズキイチロウ作曲、小森 bcl、約10分)

約50分

スズキイチロウ・カルテット Member:
スズキイチロウ(ag,eg)
小森慶子(ss,cl,bcl)
金子清貴(dr)
清水良憲(b)



スズキイチロウ・カルテットの今年2度目となるライヴ、本日のベースは、スズキイチロウ・カルテットには初参戦の清水良憲さんです。やはり、imones やローリング・ラメーンズのベーシストとして知られているとは思いますが、最近は、Lima Tango や El Fuelle のベーシストとしても露出してますので、Tango 方面がお好きな方には Tango 系 Contrabass プレイヤーと認識されているかも知れませんね。この罠に嵌った金子さんが「Tango 以外もやるんですか?」と開演前に清水さんに聞いてしまったそうです。

本日第一部は、イチロウさんと小森さんのデュオとなります。相変わらず御二人の息の合い方は絶妙で、音楽的には御二人のサウンドはまさに相思相愛、理想的なカップリングですね。珠玉のイチロウ百選も素晴らしかったのですが、本日はイチロウさんが新曲「パンダフラメンコ」書き下ろして下さり、このデュオにて初演となりました。これがまた素晴らしかった!イチロウさんのフラメンコスタイルを取り入れたフレージングも見事でしたし、絶妙にフラメンコ・ダンサーのようなステップを踏みつつリズミカルに絡む小森さんの ss フレージングも素晴らしかった!あっという間に濃密な時間が過ぎ、このデュオ演奏後に定番となりつつある「えっ、1時間になるの?長くなってゴメンなさい」のイチロウさんの言葉もしっかり出てました。

第二部は、いよいよ清水さんをベースに迎えたスズキイチロウ・カルテットの演奏。これまた、イチロウ4ならではのチェンバージャズサウンドが爆発!やはり清水さんはアグレッシヴでした。そして、なんとイチロウさんは、渋さ参加時代に用いていらしたテレキャスを使用、哀愁のイチロウサウンドが、また、軽やかなテレキャスサウンドと程よくマッチしていましたね。小森さんは「わー、Jeff Beck みたい、どうしてもテレキャスって、Jeff Beck のイメージが有るのよね」とのこと。


また時間見つけて更新します。


n.p. スズキイチロウ・カルテット「Far East -Live at Knuttel House-」

#会場にはいつも拝見させていただいているやぶいぬ日記のやぶいぬさんがいらっしゃり、ご挨拶させていただきました、本ライヴレポも要チェック。