02/19(日) 青い風@国立 奏

02/19(日) 青い風@国立 奏 に行って来ました。セットは以下、

1st Set:
01. Volare! ( By Gypsy Kings、ag solo、約5分)
02. ジプシー気質 (アンダルシア民謡:ブレリア、ag solo、約8分)
03. アラベ (アンダルシア民謡:サンブラ、ag solo、約7分)
04. 青い風 (日野道生作曲、ag solo、約6分)
05. アランフェス協奏曲第二楽章アダージオ ( By Joaquin Rodrigo、日野 ag & 沢田 fl duo、約4分)
06. アルルの女 ( By Georges Bizet、日野 ag & 沢田 fl duo、約4分)
07. イベール 間奏曲 (日野 ag & 沢田 fl duo、約4分)

約62分

2nd Set:
08. フリーデマン・バッハ 2本のフルートのためのソナタ (沢田 fl & 菊地 fl duo、約8分)
09. マラン・マレー フォリア:32の変奏曲からの抜粋 (菊地 fl solo、約6分)
10. ニコル・パガニーニ 24のカプリース (沢田 fl solo、約7分)
11. フュルステナウ 6つのやさしいデュエットより6番 (沢田 fl & 菊地 fl duo、約12分)
12. アルハンブラの想い出 - Recuerdos de la Alhambra - ( By Francisco Tarrega、日野 ag, 沢田 fl & 菊地 a-fl trio、約6分)
13. モンティ チャールダッシュ (日野 ag, 沢田 fl & 菊地 fl trio、約5分)

Encore 1:
14. グリーン・スリーブス (アイルランド民謡、日野 ag, 沢田 fl & 菊地 fl trio、約2分)

Encore 2:
15. 即興:ブレリア (日野 ag & 白井一枝 カンテ、約3分)

約61分

Member:
日野道生(ag)
沢田直人(fl)
菊池香苗(fl,a-fl)


クラシック化計画ですっかり魅了されてしまった菊地香苗さんと沢田直人さんがとても興味深いプログラムを演奏するとの事で、国立は、個人的にはなかなかアクセスし難いところですが、思い切って足を運んでみました。実際聴いてみると、そのプログラムは興味深いどころの話ではなく、これはまさにプログレッシヴでしょう、共演された日野道生さんも素晴らしいフラメンコ・ギタリストで、ウード奏者にして日本のアラブ音楽の開祖とも言える常味裕司さんとも良く共演されるらしく、MC にも度々常味さんとのエピソードが語られてました。とにかく本編の演奏も実際に素晴らしく、こういう素晴らしい演奏が、繰り広げられている現実を知らなかった自分の未熟さを思い知らされました。国立の奏も Web 発信をしていないだけで様々な素晴らしい演奏が日常的に繰り広げられているようで、26日(日)には SIKA UME(四家・梅津デュオ)が、3月には太田さんと吉野さんを含めたカルテットがライブを予定しているとお店の掲示板に張ってありました。本日の企画は、元々日野さんと沢田さんが知り合いで、ライブで御一緒しませんかという日野さんからの持ち賭けで実現した模様、情熱のフラメンコ・ギタリスト日野道生さん、天上のフルートサウンドを奏でる菊池香苗さん、日本フルート協会理事でもあるフルートテクニシャン沢田直人さんの3人が織り成すフラメンコあり、ラテンあり、アラブあり、古楽あり、クラシックありのプログレッシヴ・ミュージック、堪能させていただきました。また機会を見つけて足を運びたいと思います。


n.p. Brett Garsed「Big Sky」