02/14(火) 本田・峰・大西・望月@西荻窪アケタの店

02/14(火) 本田・峰・大西・望月@西荻窪アケタの店 に行って来ました。セットは以下、

1st Set:
01. Art Deco ( By Don Cherry、約14分)
02. Cheryl ( By Charlie Parker、約15分)
03. 116 (本田珠也作曲、約12分)
04. Taurus People ( By Steve Grossman、約11分)

約54分

2nd Set:
05. Summer Nights ( By Roy Haynes、約15分)
06. ???? (約12分)
07. I Remenber Goku (峰厚介作曲、約13分)
08. Laugh For Roy ( By Roland Kark、約12分)

Encore:
09. ???? (約11分)

約69分

本田珠也4:
本田珠也(dr)
峰厚介(ts)
大西順子(pf)
望月英明(b)


結局2日連続で大西順子さんの出演するライヴに足を運ぶ形となりました。本日は、本田珠也4の一員としてのリハビリ参加の雰囲気も漂わせつつも、バレンタインデー・スペシャル・セッションと銘打った形。しかし、アケタの店がこんなに混んでいるの、初めて見ました。詰め込もうと思えばこんなに人が入れるんだと言うことにも驚きを隠せませんでしたね。で、毎度お馴染み天才アケタ御自らの調律による”あの”ピアノでホントに大西さんが演奏してました、いや、実際、休憩時間中にも明田川さんが調律していらっしゃっいましたね。とは言いながら、昔は彼女も色々なところで弾いてまして、私が彼女の演奏をデビューアルバム発売以前によく聴いていたのは、千葉市チャーリー・チャップリンというお店で、ここにはアップライトしか置いてなく、お客もいくら詰め込んでも12,3人程度しか入れないお店で演奏されてました。そこに、原大力さんや嶋友行さん、原朋直さんなどを交えて熱く、激しく演奏していた訳ですからね、よい空間でした。そんな昔を思い出させてくれるような熱い演奏が本日も繰り広げられてまして、本日の大西さんは、本田さん、峰さんを向うに回していることも有ってか、アグレッシヴ・モード爆発!強烈な出音に痺れ、ふと鍵盤に労わりの気持ち抱かせるようなアグレッシヴな情熱溢れるパッセージが縦横無尽に飛び交うかと思えば、しっとりとした柔らかいタッチでバラードも聴かせる。そして、柔らかい物腰で激しい音の飛び交いを受け流し、音像のベースを支えた望月さんもいい味出してました。大西さん、もうそろそろ完全復活宣言出しても良いのではないでしょうか?素晴らしい演奏でした。また、機会を見つけて足を運びたいと思います。


n.p. 大西順子「フラジャイル / FRAGILE」