01/09(月) Innanen・Aketa・齋藤@西荻窪アケタの店

01/09(月) Innanen・Aketa・齋藤@西荻窪アケタの店 に行って来ました。セットは以下、

1st Set:
01. 即興1 (約28分)
02. 即興2 (約19分)

約47分

2nd Set:
03. 即興3 ( Mikko Innanen Solo、約10分)
04. Cruel Days Of Life (明田川荘之作曲、約21分)
05. 即興4 (約34分)

約67分


Member:
Mikko Innanen(as)
AKETA(ocarina,pf)
齋藤徹(b)


噂に聞く、フィンランドの若き天才マルチリード奏者、Mikko Innanen の生の音に触れることができる今回の機会、先日の加藤崇之さんとのデュオ@なってるハウスを見逃してしまったこともあって、どうしても聴きたかったので足を運びました。その上、セッションを行うのは、明田川・齋藤デュオという一癖二癖どころか、日本シーンが生んだ劇薬にも近い素晴らしきデュオ、シベリウス・アカデミー出身のフィンランドの至宝的この若き天才マルチリード奏者をいきなり組ませて、本当にいいのか?という刺激的なこのブッキング、どうやら彼は今回の来日で演奏を行う予定は無く、空くまでも奈良へのプライベートな旅行だったようです。そこで登場するのが副島輝人さんで、彼が調整(暗躍?)して、加藤さんとのデュオや明田川さん&齋藤さんとのトリオをアレンジしたようです。流石前衛魂未だ衰えずと言ったところでしょうか、一聴衆としてはありがたい限りです。ただ、一つ残念なのは、プライベートな旅行の為、Mikko が楽器を Alt-Sax しか持ってきていないことで、その意味では100%の彼の表現とは言えないとは思いますが、そんな懸念が吹き飛んでしまうほどの素晴らしきライブでした。それは、共演された齋藤徹さんの久々の弾け具合が Mikko Innanen の素晴らしさを如実に物語っていたような気がします。客席も豪華で、副島輝人さん、白石かずこさんの姿がしっかりある中、Mikko Innanen がそのベールを脱ぎました。


また、時間見つけて更新します。


n.p. DELIRIUM「ECLEXISTENCE」