10/12(水) 菊池・諸久島デュオ@西荻窪音や金時

10/12(水) 菊池・諸久島デュオ@西荻窪音や金時 に行って来ました。

この前の Eric Johnson @渋谷 O-East を最後まで見てしまったので、音金に着いた時には第2部も最後でしたが、お二人の音にはしっかりと触れることが出来ました。

演奏者:
菊池香苗(fl)
譜久島 譲(gt)

プロデューサー:
翠川敬基


この日のプログラムは、C.P.E.バッハ無伴奏フルートソナタ、L.ベリオ:セクエンツァ、F.タルレガ:アルハンブラの想い出、A.ピアソラ:タンゴの歴史より カフェ1930、P.A.ジュナン:ベニスの謝肉祭、M.マレー:ラフォリア とどれも興味深いものばかり、この全てを聴くことが出来なかったのは残念ですが、先ずはお二人の音に触れることが出来ただけでも感無量です。譜久島さんは、今回初めてその音を聴かせていただきましたが、その繊細な音使いは、クラシックギター、フラメンコギターやヴィオラ・ダ・ガンバを幅広く弾き、リコーダーの製作さえも行ってしまう譜久島譲さんだからこそというイメージがありますね。そして本日のメインプレーヤー、菊池香苗さん、一部の方には周知の事実でしょうが、御大、翠川さんの秘蔵っ娘(?)として、余り業界内にさえ広めずに極秘裏に着々と活動領域を広めていらっしゃる素晴らしいアーティストで、私は前回のクラシック化計画@荻窪グッドマンで初めてそのサウンドに触れ魅了されてしまいました。フルート及びフラウト・トラヴェルソを演奏されるようですが、私はまだフルート演奏しか聴いておりません、機会を見つけてフラウト・トラヴェルソ演奏の方もチェックしたいと思っています。今回は2部最後とアンコールで演奏された「グリーン・スリーブス」を堪能させていただきました。その生み出されるフルートサウンドは、繊細でありながら、力強く、そして神々しい光さえ放つ、天上のサウンドで、その音にひとたび触れると、私のような根っからの悪人が、一瞬、善人に変わったかのような錯覚を引き起こす程の美しいサウンドで、短い間ながらすっかり心を洗われてしまいました。また、機会を見つけて足を運びたいと思います。プロデューサーの御大、翠川さんは、フラメンコリサイタル@日本橋公会堂の為、終演後に駆けつける形となりまして、終演後には光栄にも打ち上げに参加させていただきました、私のようなド素人が、超一流のプロの皆様とご一緒させていただけるのは身に余る光栄、本当にありがたい限りです。


御大のフラメンコ演奏、13日もあります。
10月13日(木) 高野美智子フラメンコリサイタル日本橋公会堂   

そしていよいよ、10月14日(金)は、《副島輝人・プロデュースの夜》 Frank Gratkowski(as, cl)・翠川敬基(cv)@なってるハウスです。久しぶりに再開する副島企画に超強力なデュオが実現します。

また、黒田京子トリオ新宿 Pit Inn もいよいよ来週、10月19日(水)と迫ってきました、お見逃し無く!


そして、菊池さんの今後の予定はこちらをチェックして下さいませ。


n.p. 黒田京子トリオ「Do you like B ?」