10/05(水) Archaic@大宮 JAM

10/05(水) Archaic@大宮 JAM に行ってきました、セットは以下です。

1st Set:
01. 魅惑のリズム ( By George Gershwin、約5分)
02. 姉羽鶴の越冬 (仙道さおり作曲、約8分)
03. KIRARI (仙道さおり作曲、約5分)
04. アルカイック・スマイル (仙道さおり/林正樹作曲、約10分)
05. Partido Alto ( By Jose Roberto Bertrami、約11分)

約46分

2nd Set:
06. Outro Sentimento (仙道さおり作曲、約4分)
07. Vento de Matagal (仙道さおり作曲、約10分)
08. 庭いじり (林正樹作曲、約6分)
09. センコフエキ (仙道さおり作曲、約6分)
10. ジャパメンコ (林正樹作曲、約14分)

Encore:
11. ???? (????作曲、約5分)

約56分

Archaic Member:
仙道さおり(per,vo)
林正樹(pf)



先日のアルカイック@古河 Cafe UP'S で、その素晴らしさに魅了され、またしっかりアルカイックのライブに足を運びました。残念ながら、仕事の関係でちょっと遅れてしまい、会場に着いたのは、1st Set 2曲目の「姉羽鶴の越冬」の途中、この日の仙道さんのパーカッション・セットは、ほぼ前回の@古河 CAFE UP'S と同じで、仙道オリジナルモデルのカホンに座り、パンデイロ1つ、スネアは正面1つ、その上に小型コンガ風タムを2つ、シンバルはクラッシュ、スプラッシュ、ライドが一つづつ、コンガは2本で向かって右側、その前にハイハット、向かって左側にはマイクスタンドに各種鳴り物が所狭しと吊り下げられたところまでは一緒なのですが、今回はレインメーカーは無し、小型鳴物、スティック、ブラシ類をマイクスタンド下の鳴物用クリアケースの上に揃えてありました。仙道さんは、クラシック・パーカッションを若い時(中学生)にしっかり学び、その基礎の上でラテン・パーカッションを極めたその特質を、この独特のパーカッション・セットの上で遺憾なく発揮されてた印象で、いつも他の人のところで叩いている時は、そのテクニックの凄まじさに圧倒されますが、ご本人がリーダーのこのユニット(デュオ)においては、そのハイレベルなテクニックと共にキラリと光る絶妙のセンスが大胆に、大きくフィーチャーされている印象ですね。本日は、仙道さんのほぼ正面の席に座った関係から、オリジナルカホンを叩く様子がよく見えました。カホンの正面を右足かかとで叩き、更に右足でのミュートも効果的でしたし、側面をブラシで(この側面も響き線の on/off 可能)、左手が正面上版から中版を叩き分け、左足がハイハットを踏んだり、左足に鳴物を付けて鳴らしたり、かつ瞬時にマレットやスティックに持ち替えられながら生み出される研ぎ澄まされたリズムは、独特の清涼感と響きを有し、その所作の美しさも含めて魅了されてしまいます。ラテン版仙波師匠の趣は本日も感じられました、そんな仙道さんと、林さんとはピアノを挟んで対峙する形です。そして本日の仙道さんは、黒のカッターシャツにカーキのショートパンツ、黒のハイソックスで合わせていらっしゃいました。


また時間見つけて更新します。


n.p. 仙道さおり「Fresco」