04/03(日) 大澤・小森デュオ@下北沢 Lady Jane

04/03(日) 大澤・小森デュオ@下北沢 Lady Janeに行って来ました。セットは以下、

1st Set:
. 臥遊(小森慶子作曲、小森 cl )
. Hooveling ( By Dave Holland、小森 ss、約8分)

約43分 (19:30分から始めた場合)

2nd Set:
1. Monk Number ??? ( By Thelonious Monk、小森 ss、約8分)
2. Footprints ( By Wayne Shorter、小森 ss、約8分)
3. 即興 ( pf solo、約8分)
4. Archaic Smile (大澤香織作曲、小森 ss、約7分)
5. 天台寺 (大澤香織作曲、小森 ss、約7分)
6. Bye Bye Blackbird ( By Ray Henderson、小森 ss、約7分)
7. Con Te Partiro/Time To Say Gooddbye ( By Sarah Brightman、pf solo、約7分)

約49分


大澤香織(pf)、小森慶子(ss, cl, b-cl) のお二人による女性デュオ、本日は日曜にも関わらず仕事の関係で、Start 時間から30分ほど遅れてしまったので、入った時には「臥遊」が演奏されていました。小森さんのオリジナル曲が楽しみで足を運んでいましたので、例え途中とは言え、この「臥遊」を聴く事が出来たのは嬉しい限り、この日の大澤さんと小森さんの「臥遊」は、セピア色の色合いを持って、メロウな雰囲気漂う「臥遊」に仕上がっていた印象です。続いては4小節の変奏曲「Hooveling」様々に色合いを変えながら、艶やかなお2人のフレージングの絡み具合が心地好かったですね。後半も、大澤さんお得意の Monk Number で幕を開け、Wayne Shorter Number、即興 pf solo と続きます、この即興の後半部分に「さくらさくら」のフレーズをさり気なく偲ばせ、優美なる pf solo を締め括ります。そして、大澤さんと言えば、この曲とも言えそうな代名詞的名曲「Archaic Smile」、小森さんの巧みなテーマの煽りも効果的に音像をまとめます。このお二人のデュオは、定期的とも言えそうな頻度でライブを行っていますので、纏まりも掛け合いも既に堂に入っている感があります。Jazz 色が強い高密なる女性デュオ、堪能させて頂きました。ただ、小森さんのオリジナルが少し少なかった印象で、その点がちょっと寂しかったのですが、恐らく1部で演奏されたのでしょうね、次回はキチンと初めから最後まで聴くことが出来るように、Start 時間に間に合うように足を運ぶ事にします。