09/05(日) Play Post Tango And More@下北沢 Lady Jane

eiji002004-09-06

09/05(日) Play Post Tango And More@下北沢 Lady Jane に行ってきました、セットは以下です。

1st Set:
1. アローイ(鬼怒作曲、鬼怒 ag、約7分)
2. アール・デコ(鬼怒作曲、鬼怒 ag、約6分)
3. クレーター(鬼怒作曲、鬼怒 Les Paul、約11分)
4. 板橋区(喜多作曲、鬼怒 ag、約10分)
5. La Danza De La Pasion 〜情熱の踊り〜(鳥越作曲、鬼怒 ag、約9分)

約54分

2nd Set:
6. 機械のカラダ(喜多作曲、鬼怒 Les paul、約10分)
7. パレード(鬼怒作曲、鬼怒 Les Paul、約5分)
8. 1/29 Tango(鬼怒作曲、鬼怒 Les Paul、約8分)
9. タイトル無(鬼怒作曲:Warehouse と COTU COTU で合わせるために書いてお蔵入りになった曲、鬼怒 ag、約12分)

Encore:
10. La Danza De La Pasion 〜情熱の踊り〜(鳥越作曲、鬼怒 ag、約13分)

約65分


4月の in F 以来、5ヶ月ぶりの Play Post Tango And More のライブです。改めて言う必要も無いことでしょうが、このバンド、凄いです!リーダーである鬼怒さんと伸び盛りの若手3人が良い形で影響し合って素晴らしいケミストリを生み出しています。そして、なんと言ってもオリジナル曲が素晴らしく、ユニット名通り、ピアソラ後に有るべき新しいタンゴの形をこの先鋭的な4人で描いています。出来るだけ早い音源化を切に希望したいと思っていたところ、本日のライブ中に鬼怒さんから、CD を作る気持ち有りの発言が出ていました。非常に楽しみです。メンバーは、喜多直毅(vn), 佐藤芳明(acc), 鳥越啓介(b), 鬼怒無月(g) の4人です。鬼怒さんはいつものガットギターに加えて、Buccus のレスポールモデルを持ってきていらっしゃいました。まず、1曲目は「アローイ」、冒頭のテーマ合わせから、鬼怒さんと喜多さんの絡みを残る御二人がパーカッシヴにサポートし、4つの個性が溶け合って1つのバンドサウンドを生み出す様子が分かり易く提示されており、ライブの導入曲に相応しい良曲で、勿論今日も冒頭に持ってきます。続いて、「アール・デコ」、間奏部、いつもは4人が個々でバラバラなテーマを弾き出すところが、本日は鬼怒さんと喜多さんの中心に展開する形、それを残る御二人が支える形、勿論アール・デコ様式で用いられる幾何学模様的なイメージは依然残ってます。3曲目は「クレーター」、今回、鬼怒さんはレスポールに持ち替えず、ガットギターのまま演奏に臨みます。曲に入る時の指示も鬼怒さんでは無く、佐藤さんがテンポ指示を与える形、それを受け全員一緒に曲に入り、タンゴの持つ熱情とプログレの持つミステリアスな雰囲気を併せ持ったこの曲の音像を構築していきます。

また、時間見つけて更新します。


n.p. Kita Naoki「Hypertango」