09/01(水) Think of One @渋谷 O-East

09/01(水) Think of One渋谷 O-East に行って来ました。セットは以下、

渋さ知らズ:

1. 入場 〜 ステ吉
2. 火男
3. ナーダム
4. Pチャン
5. 仙頭
6. ステ吉 〜 退場

約43分

Think of One:
01. Maconha Do Brasil ブラジルのマリファナ
02. Pura Gasolina 純正ガソリン
03. Maracatu Misterioso 神秘のマラカトゥ
04. Frevo Pinguin ペンギンのフレーヴォ
05. Grito Grande 大きな悲鳴
06. Caranguejo 蟹
07. Avo No Ceu 天国の祖父
08. Disciplinador ジシプリナドール
09. Coco Medrey ココ・メドレー
10. Tubarao 鮫 with 渋さ知らズ
Encore 1:
11. Paleto パレトー
12. Coco Medley ココ・メドレー with KiLA
Encore 2:
13. Frevo Pinguin ペンギンのフレーヴォ

約88分

渋さ知らズ Member:
不破大輔
片山広明(ts)
小森慶子(as)
立花秀樹(as)
川口義之(as, bharp)
鬼頭哲(bs)
北陽一郎(tp)
おのあき(b)
辰巳光英(tp)
高岡大祐(tuba)
室館彩(fl)
関根真理(pec)
岡村太(dr)
倉持整(dr)
中島さちこ(key)
渡部真一
勝井祐二(vln)
大塚寛之(g)
乳房知らず さやか/ペロ
おしゃもじ隊 Rott/三月

KiLA Member:
Rossa O Snodaigh(Low Whistle)
Colm O Snodaigh(Tin Whistle)

Think of One (Chuva Em Po) Member:
David Bovee(g)
Roel Poriau(dr)
Tomas De Smet(b)
Eric Morel(ts)
Tobe Wouters(tb)
Dominic Ntoumos(tp)
Dona Cila do Coco(vo,perc)
Lulu Araujo(vo,perc)
Cris Nolasco(vo,perc)
Carranca(perc)


いやー、凄まじいことになっていました。Think of One の来日公演、しかも、今回はブラジリアンビートとの異種配合プロジェクト、Chuva Em Po でのライヴで、その上、渋さと KiLA がゲストで参加すると言う形。また、詳細は、更新しますが、取り敢えずセットとメンバーだけでも上げておきます。

以下、渋さ更新分:

予定時間である 19:00 キッカリに、ステージ袖より「ステ吉」を演奏しながら渋さの面々が入場、行き成り会場もヒートアップ、この日はすっかりエルビス(ただ、リーゼントの飛び出し方はレニングラードカウボーイズ)している渡部さんの口上により、ライヴの幕が開く「ウィーアー、渋さ知ら〜ズ、オォーケストラァアアアァー!!」その叫びに被るように「火男」のテーマが高らかに会場内をこだまする。乳房知らズのさやかさんとペロさんのお二人が、渡部さんと共に激しく観客を煽り、その外脇に別れるようにおしゃもじ隊のお二人、Rott さんと三月さんが御しとやかにしなをつくって、観客を艶やかに煽る。演奏は既にレッドゾーンを振り切っているかのような激しくフリーキーな演奏、迸るようなパッションが演奏メンバー全てから放たれ一気にクライマックスへ持って行く。続く曲は「ナーダム」、荘厳なるテーマをナイアガラの滝の如き音の塊で一気に会場に降り注ぐ、ダンサー、演奏者、観客全てが我を忘れて一心不乱に踊り狂う悦楽の一時、それを更に煽るように大塚さんのワウをタップリと効かせた、蒼白き炎が噴出さんばかりのジミヘン張りの熱いソロが会場内を薙ぎ倒し、それを引き継ぐように川口さんのブルース・ハープ・ソロが吹き渡り、スピリチュアルな魂の叫びを奏でる。更にその叫びに呼応するようにメンバー全てが合流してくる、爆流となった音の奔流は、会場内に存在する全てを流し去るかのように暴れ回り、そしてテーマ演奏に帰り、美しく荘厳に曲を締め括る。再び渡部さんの口上、「このカッコでココに居るって事が大事なんだぁー!」「今日も一生懸命やっていくんで、皆も楽しんでいってくれよなぁー!」と「Pチャン」へ、辰巳さんのソロはいつもにも増してフリーキー、会場内の狂乱を更に煽るかのように狂ったように吹き捲る、続いて、2ドラムス+パーカッションのリズムジャムへ、岡村さんが叩いては観客を煽り、更に叩いては煽っていく形で中盤を盛り上げ、更に3人でリズムを重ねていく、その間隙を縫うように片山さんがソロを取りつつ前面に。しっとりと聴かせるかと思いきや、何故か「鉄腕アトム」へ、そして「タブー」へと変化していき、渡部さんは、ステージ中央でテーマに合わせて脱ぎだす始末、結局、渡部さんはアカフン一枚と相成りました。そして、いつものように「サティスファクション」〜「ダンス天国」へ、大団円状態で再び全員がテーマ演奏に帰って曲を閉じます。余韻冷め有らぬ中、「仙頭」が高らかに会場内に鳴り渡り、嵐が去っていくかのように「ステ吉」を演奏しつつ、メンバーが退場していきます。残った渡部さんと乳房知らズ、おしゃもじ隊が観客のコールに応えるようにお辞儀をしつつ渋さ知らズオーケストラとしてのステージを締め括ります。


次回、Think of One 分更新します。


n.p. Think of One「Chuva Em Po」