08/14(土) VIGILANTE@吉祥寺クレッシェンド

08/14(土) VIGILANTE@吉祥寺クレッシェンドに行ってきました。セットは以下、

1. Chasing Time (3rd)
2. Cosmic Intuition (3rd)
3. Chains And Emotion (3rd)
4. In Search Of The Secret (3rd)
5. Antisocial Manics (1st)
6. Psychedelic Hypnosis (3rd)
7. Chaos-Pilgrimage (1st)
8. The Wondering Traveller (2nd)
9. Relapse Of Your Privacy (1st)

約55分

Member:
丹羽英彰(vo)
大本浩史(g)
堀江一彰(g)
海野 真(b)
山市修也(dr)


終戦記念日、8月15日に5年ぶりの 3rd Album 「Cosmic Intuition」を発売する VIGILANTE のレコ発ライブです。会場物販で、待ちに待った待望の 3rd を先行購入できることもあり、喜び勇んで吉祥寺に足を運びました。リーダーの大本さんが、'88年に結成して以来、16年を経て完成したとも言えるこのアルバム。選りすぐられたメンバー個々の高い精神性を更なる高みに押し上げ、卓抜したテクニックを常に磨き続けて、辿り着いた結果生み出されたこのトータルコンセプトアルバムに遂に触れることができるのです!個人的には、ここ4、5年程で、最も発売を期待し続けたアルバムです!そして、そのコンセプトの一端を垣間見せてくれるあろうこのライブ!嫌が上にも期待は高まります。ライブの冒頭は、幕を閉じた状態で、3rd アルバムの1曲目「Chasing Time」、アコースティックギターによるアルペジオ風の爪弾きに導かれ、決意文とも取れる丹羽さんの凛とした美しきハイトーンをフィーチャーしたこの曲を SE 代わりに、3rd 楽曲の舞台を整えます。幕が開き、勿論、続く曲はアルバムタイトル曲「Cosmic Intuition」、ドラムが怒涛の如く走り出し、ツインギターが美しくリリカルに絡み、ベースが一体感とグルーヴをもたらす。時間は短いながら、この曲自体が”宇宙”を持っているインストナンバー、この素晴らしい曲で舞台は整い、袖口から”神のハイトーン”を持つ丹羽さんが現われ、3曲目の「Chains And Emotion」へ。近くて遠いお互いの現状を打破して、未来に向かって歩いて行こうと言う、ポジティヴなメッセージを、切々と力強く歌い上げる丹羽さんのハイトーンにより投げかける。フェイドアウトから、空かさず怒涛のドラムが走り出し、続く「In Search Of The Secret」へ。風速50メートル超級の台風の如き、怒涛の音の塊は、人類がその歩みの中で犯してきた欲による暴走を表現するかのようにライブ空間に投げかけられる。ここまでは、最近のライブ(と言っても、ここのところは年に2、3回ですが(^^); )で定着した流れですが、本日は、この記念すべき日と言うこともあってか、メンバーの皆さんの凄まじいテンションが良い形で演奏に反映し、更に個々の音、メンバー間相互の音の調和、バンドサウンド有機的絡みと音像が素晴らしく描かれています。続く曲は、1st からの「Antisocial Manics」

また、時間見つけて更新します。


n.p. VIGILANTE「Cosmic Intution」