04/09（金） live image 4 ＠郡山文化センター

04/09（金） live image 4 ＠郡山文化センターに行ってきました。まずは、セットから、

1st Set:

01. The Song of Life （鳥山）
02. An Evening Calm （鳥山）
03. starneon （鳥山・小松）
04. 目覚め（小松）
05. リベルタンゴ（小松）
06. Stargazer （松谷）
07. 出会い〜 TAKUMI 匠（松谷）
08. Birth of Sigh （ゴンチチ）
09. 風の国（ゴンチチ）
10. 放課後の音楽室（ゴンチチ）
11. 動物達集まる [Hilo] （ゴンチチ）
12. NDD / Night Dizzy Dance （ゴンチチ）

約80分

2nd Set:

13. 富の攻防（加古）
14. 白い巨塔（加古）
15. 黄昏のワルツ（加古）
16. パリは燃えているか（加古）
17. ニュー・シネマ・パラダイス（オーケストラ・イマージュ）
18. 地球に乾杯（羽毛田）
19. この空と大地の出会う場所〜高原へいらっしゃい（羽毛田）
20. 文明への道（羽毛田）
21. Another Sky （葉加瀬）
22. 流転の王妃・最後の皇弟メインテーマ（葉加瀬）
23. A Different Day （葉加瀬・鳥山）
24. 情熱大陸（葉加瀬・小松・鳥山）

Encore:

25. My Favorite Things （全員）

約90分

今年も live image は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれます！ live image 4 としての出演者は、加古　隆／小松亮太／ゴンチチ／鳥山雄司／葉加瀬太郎／羽毛田丈史／松谷　卓の豪華な顔ぶれ！こんなミュージシャンが一堂に会するのは、まさに live image ならでは、また、今回の Orchestra Image は、青柳誠(key・sax)／柏木広樹(vc)／鬼怒無月(g)／渡嘉敷祐一(ds)／藤井珠緒(per)／渡辺等(b)／NAOTO(vl) 他というもの、Orchestra Image だけの公演も行って欲しいと思ったのは、恐らく私だけではないでしょう。今回も、ステージ背面に大きなスクリーンを配し、各ミュージシャンのプロフィール、曲想に合った映像を流し、かつ美しいライティングで、美しい演奏と共に幻想的な演出を施しており、まさに live image のコンセプトはそのままに、更に進化した live image を作り上げてくれていました。もう奏でられる一音一音が美しく、完璧なるアレンジと完璧な演奏で、壮大であり繊細、もう、２部とアンコールを含む約170分、ただただ見守る以外に術は無かったですね。特筆するとすれば、期待していた鳥山さんと鬼怒さんの絡みは、３曲目「starneon」にて、小松さんのバンドネオンに続いて、鳥山さんがテーマを奏で、鬼怒さんがカッティングでサポートする、この３人の演奏が、渡嘉敷さんのドラムと藤井さんのティンパニー、ストリングスに彩られながら、溜息の出るぐらい美しく奏でられておりました。このまま時間が止まって欲しいとさえ感じましたね。また、17曲目の「ニュー・シネマ・パラダイス」も、鬼怒さんがソロでテーマを変奏する冒頭から、感動の余り涙が溢れてきました。そして、live image といえば、この曲とも言える本編最後の「情熱大陸」、会場中の観客も総立ち＆拍手で参加する形で幕を閉じました。勿論、凄まじいアンコールの拍手が鳴り止まぬ中、暗転で一人ステージに現れた鬼怒さん、パッとライトに彩られたステージには鬼怒さん一人、恐らくせっかちな鬼怒さんが、袖で待ちきれなかったようですけど、観客の拍手を眩いスポットに照らされたステージ上で一人受けている鬼怒さんの姿と表情が印象的でした。アンコールは、出演者が全員ステージに立ち「My Favorite Things」を演奏します。冒頭は、渡辺さんのベースソロ、続いて鬼怒さんのソロ、ストリングスのソロ、渡嘉敷さんのドラムソロ、藤井さんのパーカッションソロと引き継がれていきます。もう、最高のメンバーによる最高の演奏を堪能してきました。個人的なこの日の MVP は、美しい音と姿態で魅力を12分に発散していた藤井さんです！旧マーシュマロウの音楽で知られる彼女の魅力が爆発し、この日は一番光っていたように思いますね、渡嘉敷さんとのコンビネーションも素晴らしかったですしね。豊穣なる音楽の魅力、ここに極まれリと言った感じでした。ご興味の向きは、お近くでの live image 4 の公演をお見逃し無く！

n.p. Altered States with Ned Rothenberg「Cafe 9.15」