03/15/2003 King’s X Live @ K’s Dream

03/15/2003 King's X Live @ K's Dream

Set List:

1. Groove Machine
2. The Train
3. Talk To You
4. Little Bit Of Soul
5. Belive
6. Static
7. Cigarettes
8. Dogman
9. It's Love
10. The Big Picture
11. Looking For Love
12. Summerland
13. Visions
14. Vegetable
15. We Were Born To Be Loved
Encore
16. Over My Head
17. Moanjam


King's X 来日公演の初日を見てきました。やはり、King's X は素晴らしいですね、ライブで見てこそ価値のある素晴らしい演奏を我々の前に提示してくれました。これほどの素晴らしいバンドのライブが、余り話題にならない現状は、少々悲しいですが、彼らのライブに触れると、そんな悲しみがとても小さいものに思える気がしますね。会場は、K'S DREAM、普段、千葉市ローカルのバンド中心にライブを催している小さなライブハウスです。こんなライブハウスで、彼らがライブを演ってくれるのだろうか、そんな思いが頭を過ぎりましたが、始まれば、そんな不安は一掃されました。彼らならではのグルーブがまさに今、目の前で展開されています!そんな様子を象徴する「Groove Machine」で始まった彼らのライブは、アンコールも含め、2時間、しっかり演ってくれましたね。PA や 器材関係のスタッフが素人同然で、Ty Tabor のマイクに勝手にフィードバックをかけたり、Ty や Doug がベースアンプが落ちたのを必死でアピールしているのに、気が付かなかったりと酷かったですが、そんなことで、彼らは挫けません!Doug が指示を出して、アンプの修復にかかっている時に、Ty と Jerry は少しも慌てず、突然 Drums と Guitar で Jam Session を始めました。これがまた素晴らしい Jam で、聴いている途中、トラブルが起こったことに感謝をしてしまう程、素晴らしいインプロで、Ty ファン、Jerry ファンは大喜びと言った感じでしたね。「We Were Born To Be Loved」で締め括り、一旦彼らは楽屋に下がりますが、途中、アンコールの要請に、楽屋からひょこひょこと顔を出す Doug の茶目っ気ぶりに観客も沸きます。更に Doug の茶目っ気は留まるところを知らず、遅れている Jerry 変わりに Drums Set に座り、突然叩き出します。慌てて Ty は Bass を取り、Jerry がステージに出る頃には、すっかり演奏が始まってしまい、Jerry はテレながら Guitar を取り、メンバー全て別パートでの Jam が始まります。Ty がワウペダルを踏んで Jerry の Guitar にフォローを加えての Jam Session、楽しかったですねぇ。そして、いよいよアンコール、Doug が観客に聴くと、皆一斉に「Over My Head !」、それを受けて、Doug が他には?と煽る。一通り聞いてから、「Moan jam はどう?」、「じゃあ、Over My Head と Moan Jam...1,2,3」とコールし、「Over My Head」へ、観客も一体となり、大合唱、素晴らしい盛り上がりでした。そして最後に「Moan Jam」で終演します。もう、最高のライブでした〜!!明日(期日的には今日)も有りますので、この機会を逃さない方が良いですよ、興味と機会がある方は、是非ご検討下さい。