05/09 Groove Meeting @ 所沢アドリブ

05/09 Groove Meeting @ 所沢アドリブ

5月9日所沢 Ad・lib で行われた Groove Meeting のライブに行ってきました。

Groove Meeting は、VIGILANTE の新ドラマー、山市修也さんが参加されてるコンテンポラリー・ジャズユニットで、他のメンバーは、井原まもる(G) 外谷 東(P) 安藤浩司(B) といった感じのカルテットになっています。この日は、2 stage 形式になっていまして、非常にリラックスしたムードで、1st stage の演奏が始まりました。曲は Miles Davis「All Blues」、各メンバーともに表現力、演奏力、素晴らしいものがありますが、山市さんのプレーはその中でも、白眉!高いミュージシャンシップにより築かれた演奏力、その懐の深さたるや恐ろしいのものが有ります、他のメンバーのソロや煽りを受けつつ、巧みに返していくその様、一旦ソロを取るや、その独創的な組み立てやパワフルな押し、凄まじ過ぎます!まず、独特の左リードによる HH より先に、右のドラムロールのニュアンスのつけ方と力強さ、まずこれに驚きます。そして、ブラシによる感情表現の盛り込み方、素晴らしいプレイです。間違い無く、日本の超絶ドラマーの一人と言えると思いますね。選曲も素晴らしく、1st stage では前述のほか「There Is No Greater Love」、「Round Midnight」、「Georgia On My Mind」、2nd stage では「O Grande Amor」、「Well You Needn't」など、ブルース系からボサノバに至るまで幅広い曲をやってらっしゃいました。stage 間に山市さんとお話をさせていただく機会がありまして、少しお話をさせていただいたところ、物腰が柔らかく、真摯で謙虚な方で、良いミュージシャンってどうしてこれほど人間的にも素晴らしい方ばかりなのだろうと、感動を新たにしてしまいました。そんな、素晴らしいドラマー、山市さんが叩いてらっしゃる VIGILANTE の 3rd は、レコーディングも順調に進んでいらっしゃるようですので、とても待ち遠しいですね!それと、山市さんは自らの HP を立てていらっしゃいまして、素晴らしいコンテンツなのですが、特にドラマーの方には、山市さんのコラム「左リードのすすめ」が新たな視点を与えてくれると思います、是非一度、山市さんの HP( http://www1.neweb.ne.jp/wb/shu-ya/ )にアクセスしてみて下さい。


n.p. Planet X - Live From OZ