05/06 Der Eisenrost / O-ne / mono gramme / Pochakaite Malko / Sk

5月6日、新宿MARZで行われたライブに行ってきました。

以下は、一緒のステージ立ったことが信じられない個性的な5バンドのレポです(出演順)

DER EISENROST:
流石に「鉄男」の音楽を担当していた石川さんが居るためか、ちょっと長めに 7曲、40分程やってました、まあ、音楽性は「鉄男」をライブで聴けたっていう感じでしょうかね、ハードコア系のインダストリアル風味といった感じですね、エフェクトとディレイをかけたヴォーカルの音圧をもう少し上げると目指している音楽表現に近づくような気がします。慣れてしまっても面白みが欠けてしまうでしょうが、今回フィーチャーしたメタルパーカッション、もう少し、ライブ慣れしといてくれたら、良かったかなって思います(^^);

O-ne:
出ました、O-ne、今日のお目当ての一つです(^^) つい先日、デュオの片方、Dr のあけみさんが辞めてしまったため、ライブ自体、可能なのか心配していましたところ、Help の Dr を連れて来て、しっかり、O-ne してました(^^); やっぱりコアは、ねーたさんなのですね、凄いです。急遽のわりには Help の Dr さんが頑張ってくれ、素晴らしいグルーブを醸し出していました。ベースでのコード弾き、スラップ、掻き毟り...まさに女性版 Les Crypool の異名は伊達では有りません。そこにパンキッシュでシンプルなヴォーカルを被せる、狭間に垣間見えるのは...アバンギャルド以外の何者でも有りません。取り敢えず、Help の Dr さんと活動していくようです、今後も要チェックなバンド?の一つですね。

mono gramme:
出ました、今日のお目当ての2つ目、mono gramme です。中野さんの加入で、単なるテクノポップの壁を打ち破ったと良く言われますが、中野さんの加入で、西本さんが本気になった結果と私は捉えています(^^) その西本さん、やってくれます!予告通り、Stick にプレステ2のコントローラをつけてきました。様子を伺っていたところ、エフェクタのスイッチャーとして使ってらしたようでした。ハードトランス的な音楽の狭間をのっしのっしと西本さんの Stick が顔を出す、新たな境地を正しく切り開いてますね。新曲もやってらっしゃいましたし、今後の活動が非常に楽しみですね。

Pochakaite Malko:
で、最大のお目当て、ポチャの Set List は以下です。

1.G-13
2.不整脈

    • M.C -

3.Lanka
4.Holy Mountain

    • M.C -

5.Acid Rain

上野さんの脱退、壺井さんの加入という大きな変化後、初の新生ポチャ、今後の活動の方向性が垣間見えたライブでした。まず、いきなり 1, 2 曲目に「G-13」と「不整脈」を持ってきます、この辺りは以前であれば、後半の一番盛り上るところに持ってきていた変拍子蹂躙曲、それがいきなり頭に2曲続いたのは驚きでした。それも当然、やはり、上野さんの抜けた穴は大きく、音の厚みが足りないことは明白でした。しかし、それで終わるはずは有りません。壺井さん、イキイキしてます!キれた雰囲気も漂わせ、狂気のフレイバーを楽曲に大きく加えています、素晴らしい演奏です!鬼怒さんとやってるときより、良い顔している気がするのは気のせいかもしれませんが(^^); そして荻野さんの M.C で告げられた曲は、「Lanka」と「Holy Mountain」!個人的に「Holy Mountain」が、この日最大のクライマックス曲だと思います。そうです!ポチャの楽曲の中でも「狂気」度がもっとも高いこの曲!これが、今後のポチャの方向性を示していると感じますね、そして最後が、「Acid Rain」!私が新生ポチャでやって欲しいと思っていた2曲をメインに据えた形で持ってきてくれました!壺井さんのニュアンスをつけた指によるプルも素晴らしく曲想に合っていました。新生ポチャ、ますます楽しみになりましたね(^^)


SKYFISHER:
実は今日は、中山さんに予約して SKYFISHER で入りました(^^); 余り期待はしてなかった(中山さんごめんなさい)のですが、非常に良いです!パンキッシュな 80年代初めの New Wave 系にハードテクノをまぶしたような音楽性、好き勝手やってます。個人的にこういう音楽性好きです!初期の Cascade 的雰囲気を思いっきり感じてしまいました(^^)怒涛のごとく曲が進み、嵐のように去って行きました。とても楽しめましたね(^^)