07/19(木) Pot Heads vs スフォッフォ@大泉学園 in ”F”

07/19(木) Pot Heads vs スフォッフォ@大泉学園 in "F" に行って来ました。セットは以下、

1st Set( Pot Heads ):
01. Ca y est (佐藤芳明作曲、約5分)
02. Xenoglossy (佐藤芳明作曲、w/t 林 pf、約11分)
03. Take Things As They Are (佐藤芳明作曲、w/t 林 pf、約10分)
04. Rupa (佐藤芳明作曲、w/t 林 pf、約9分)

約51分

2nd Set(スフォッフォ):
05. 行かないでスフォッフォ (林正樹作曲、約4分)
06. Siberian Destiny (林正樹作曲、w/t 佐藤 reading->acc、約10分)
07. メタラスポルティ (鳥越啓介作曲、w/t 佐藤 acc、約7分)
08. Death De Sufoffo (鳥越啓介作曲、林 gt&cho、鳥越 cb&vo、田中 dr&cho、w/t 佐藤 gt&cho、約7分)
09. Get the Sufoffo (鳥越啓介作曲、林 pf->etp->pf、w/t 佐藤 acc->etp->acc、約8分)

Encore 1:
10. スフォッフォを忘れない (林正樹作曲、林 pf&vo、鳥越 cb&cho、田中 dr&cho、w/t 佐藤 acc&cho、約6分)

Encore 2:
11. All The Things You Are ( By Jerome Kern、w/t 佐藤 acc、約13分)

約77分

Member:
鳥越啓介(cb,vo,cho) (Pot Heads & スフォッフォ)
田中栄二(dr,cho) (Pot Heads & スフォッフォ)

佐藤芳明(acc,gt,etp,cho) (Pot Heads & スフォッフォ・ゲスト)
林正樹(pf,gt,etp,vo,cho) (スフォッフォ & Pot Heads ゲスト)


in "F" 12周年特別企画〜「夢の豪華・驚愕の対バン!?」vol.2 ということで、予てより話題を振りまいていた Pot Heads vs スフォッフォ、遂に実現です!!両バンドとも in "F" が生んだバンドとも言えますので、この企画の実現は in "F" 店主佐藤さんもさぞ嬉しいことでしょうね、勿論お客さんが一番喜んでいらっしゃるのは間違いなく、早い時期から予約満席で、予定が明確にならなかった私は当然ながら立ち見、満席立ち見状態が全てを表わしていた様な気がします。

さて、先ずは Pot Heads から先攻、冒頭佐藤芳明さんより「in "F" 12周年おめでとうございます、今の僕の生活があるのも、in "F" のお蔭です、これからもよろしくお願いします」と簡潔ながら、気持ちがよく伝わるご挨拶に続いて「Ca y est」から、勿論お約束で佐藤さんが「Happy Birthday To You」を引用して演奏に絡めます、そして何故か鳥越さんの傍らでしゃがんでいる林さんの姿が妙に気になります(笑)

田中さんの「今日は鳥越君のローディーの人が来てるんで、ちょっとピアノ弾いてもらおうと思います」で、林さんを加えた Pot Heads featuring 林正樹 カルテットという人類史上初組み合わせにて「Xenoglossy」、林さんのピアノがよく Pot Heads サウンドに乗っていて、相乗効果を伴なった凄まじいサウンド!演奏後には「スゲェ、スゲェよ、キミピアノ巧いね、これからも一緒にやってこうよ!」と相変わらずの田中さん節留まらず、その後も素晴らしい演奏を展開し、第一部を閉じる。これはもうまさに夢の競演、このカルテットは本当に素晴らしいですね、堪能させていただきました。

続いて休憩を挟んで、第二部はスフォッフォの後攻、先ずは「行かないでスフォッフォ」を短めに爆発させます、短めとは言え、早くも鳥越さんのラップが大爆発!大嵐は既にこの時点から始まっていました。そして何故か鳥越さんの傍らでしゃがんでいる佐藤さん、気になります(笑)

演奏後、佐藤さんが何故か「NHK ポップス講座」のテキストを持って位置につき、スフォッフォ featuring 佐藤芳明 カルテットという約1時間前に実現して以来、人類史上2度目の組み合わせにて「Siberian Destiny」、冒頭行き成りなるほどと思わせる佐藤さんの「NHK ポップス講座」のテクストリーディングが炸裂!拾い読みして全く前後が繋がらない不思議な展開!時折戻って同じフレーズをリフレインしたりしつつ、最後に意味繋がらず「Siberian Destiny...」でリーディングを締め演奏へ、その後も「この人達ホントに頭大丈夫?」的お笑い大爆発的展開に拍車がかかり、更にそれを受けて田中さんの MC における田中節全く止まりません。佐藤さんの「もうっ、この減らず口がっ!!」に、田中さん「減らず口、あっりがとうございます〜♪」と感謝の受答え、佐藤さん「減らず口って言われて、ありがとうございますって...」と二の句が告げません。

「Death De Sufoffo」では何と佐藤さんゾウさんギター持ち込みで林さんのストラトと前人未踏のツインギター!しかも佐藤さんアンプのボリュームフルなんですけどぉ、全然曲に演奏に合ってないんですけどぉな展開、”お祭り”は最高潮!!続く「Get the Sufoffo」の間奏部では、林さんがピアノの下に隠していたエレクトリックトランペットを2つ取り出し、佐藤さんとのツインエレクトリックトランペットが炸裂、プリセットの音源などを絡めながらハチャメチャな展開に、田中さんが「誰が、これ責任取ってまとめるんだよ!」と言いつつ、自ら率先してまとめに入り、ここで本編終了。

続けて、お約束のアンコールは「スフォッフォを忘れない」、佐藤さん何故か叫んでます、間奏部の小休止、ここで佐藤さんの「コミックはバンドは巧くないとダメなんだよ!」が炸裂、演奏に戻って大団円、更にアンコール要請の拍手は鳴り止まず、スフォッフォアンコールお約束のスタンダードブックが登場、林さんが「佐藤さん、何ページがいいか言ってもらえます?」と in "F" 店主佐藤さんに尋ね、「All The Things You Are」にダブルアンコール曲が決定、これまた素晴らしくおバカ超絶演奏で幕を閉じます。


またの実現を心よりお待ち申し上げます。



n.p. Sufoffo CD-R 1, 2 & 3