02/16(金) 坂田明YOSHI!@柏 studio WUU

02/16(金) 坂田明YOSHI!@柏 studio WUU に行ってきました。セットは以下、

1st:
01. 即興1 (坂田明作曲、坂田 as、鬼怒 eg、約15分)
02. 即興2 (坂田 as、鬼怒 eg+slide、鈴木 cs、 約12分)
03. Ballade For Taco (坂田明作曲、坂田 as、鬼怒 ag、約12分)
04. 即興3 (坂田明作曲、坂田 as、鬼怒 eg、約13分)

約48分

2nd Set:
05. A Good for Nothing - 役立たず - (坂田明作曲、坂田 cl、鬼怒 ag、約15分)
06. 鰰[hatahata] (坂田明作曲、坂田 as、鬼怒 ag、約14分)記録映画「白神の夢」より
07. 貝殻節 (鳥取県民謡/松本穣葉子作詞、坂田 vo->as->vo、鬼怒 eg、鈴木 cs、約9分)
08. 死んだ男の残したものは (谷川俊太郎作詞・武満徹作曲、坂田 vo->as->vo->as、鬼怒 ag、約10分)
09. ひまわり ( By Henry Mancini、坂田 as、鬼怒 ag、約7分)

Encore:
10. 家路[Going Home] ( By Dovorak、坂田 as、鬼怒 ag、約4分)

約72分

坂田明 YOSHI! Member:
坂田明(as,cl,vo)
バカボン鈴木(b,cs)
( b はフェンダージャズベフレット抜き、cs は Chapman Stick)
鬼怒無月(ag,eg)
( ag は最近新調されたと思われるガットギター、eg は久々の Vanzandt Stratcaster Clear Blue )
ヤヒロトモヒロ(perc)


遂に念願の Yoshi! が柏に御出で下さいました!私自身、Yoshi! を観るのはこれで3度目でしょうか、地元柏で堪能できるなんて夢のようです。その上、私が見た3回の中では飛び抜けて良かったと言う結果も嬉しい限り、坂田さんは流石にどのユニット( mii, mittsu, Yoshi! )で吹いても、坂田節が変容することは無いのですが、鬼怒・鈴木・ヤヒロトリオが、凄腕ミュージシャンの超絶セッションからスーパーバンドに変容したと言ったイメージでしょうか、生み出されるグルーヴの質が、より原初的に、血が沸き立つように感じられます。そして、サウンドの質は、相変わらずプログレ爆発ながら、この三人にして初めて生まれると思える異様な、グロテスクで巨大な怪物を思わせるサウンドに変容してきているイメージ、最もベクトル的に近いと思われるのは、「Dicipline」期の King Crimson、まさにモンスターサウンド誕生と言ったところ。ただし、坂田さんの調子は、前回私が聴かせて頂いた 2005年の「赤とんぼ」ツアー時の mii で聴いた時の方が絶好調度(?)が高かった気がします。

トンでもなく高いレベルの音楽ながら、まだ”この先”を多いに期待/感じさせて下さる坂田明 YOSHI!、益々楽しみな状況です。



n.p. 坂田明 mii「赤とんぼ」