09/25(月) 喜多・青木デュオ@大泉学園 in F

09/25(月) 喜多・青木デュオ@大泉学園 in F に行って来ました。セットは以下、

1st Set:
01. Noche De Abril - 4月の夜 - ( By Sonia Possetti、約3分)
02. カミノフ・ディフソス ( By Ramiro Gallo、約4分)
03. Bailongo ( By Ramiro Gallo、約3分)
04. 空に吸はれし心 (喜多直毅作曲、石川啄木シリーズ2、約7分)
05. 吹雪 (喜多直毅作曲、約10分)
06. Milonga De Los Oblividos - 忘却のミロンガ - (約5分)
07. Palomita Blanca - 白い小鳩 - ( By Anselmo Aieta、約3分)

約45分

2nd Set:
08. Bailarina ( By Sonia Possetti、Milonga、約3分)
09. タイトル未定 (喜多直毅作曲、仮タイトル:新曲Bマイナー、約8分)
10. ブラジル民謡組曲 3番ワルツ・ショーロ ( By Heitor Villa-Lobos、約5分)
11. 疾走歌 (喜多直毅作曲、石川啄木シリーズ1、約6分)
12. 生きてる人へのレクイエム (約8分)
13. オプティ・タンゴ (カチョ・ティラオ作曲、約6分)

Encore:
14. Los Mareados - 酔いどれたち - ( By Juan Carlos Cobian、約3分)

約53分

Member:
喜多直毅(vn)
青木菜穂子(pf)


先頃ブエノスアイレスにて現地の若手トップミュージシャンと共に録音を済ませ、徐々に 2nd Album の姿が見えつつある新進気鋭のタンゴピアニスト青木菜穂子さん、その青木さん自身が大好きだと仰るタンゴ界のプリンス、ヴァイオリンの貴公子、喜多直毅さん、このお二人がデュオというフォームにて初めて合い見える本日のライヴ、これは勿論外せませんね。

選曲は、2nd に録音したタンゴ曲や是非喜多さんと演奏したかった為か、ヴィラ・ロボスのギター曲をアレンジして持って来られた青木さん持ち込み曲とオリジナルを中心とした喜多さん持ち込み曲が、対称的でメリハリがつき、良い形にまとまりつつ、程よくバラケていて、とても良かった気がします。特に最近の傾向として余りタンゴを演奏しなくなった喜多さんがタンゴを演奏する機会と言うのは貴重ですし、ブエノスアイレス帰りで、基本はタンゴしか演奏しない青木さんが喜多さんのオリジナル曲を演奏する機会と言うのもまた貴重でした、そして何より、初の組み合わせデュオとなるお二人が生み出す空気感と、2人の濃く深いコラボレーションによる刺激的な演奏が心地良かったです。

結果、タンゴを窮めた御二人のタンゴを超えた素晴らしい音楽が織り成された気がします。


また時間見つけて更新します。


n.p. 青木菜穂子「tierra querida」