10/07(金) マニアオルガン@三軒茶屋 Heaven’s Door

eiji002005-10-07

10/07(金) マニアオルガン@三軒茶屋 Heaven's Door に行って来ました。

1曲(メドレー形式ではなく、全体で1曲となるように構成された曲)

約14分

Mania Organ Member:
Kuwashima: b & vo
Uki: dr & vo


先月の「吉田達也の叩きっぱなし!」@新世界ブリッジ、ルインズ波止場&是巨人による「太陽と戦慄」と「セックスマシーン」の同時演奏において、吉田さんの向うを張ってドラムを叩き、その実力の一端を垣間見せた新世代ドラマー、Ukiさんのデュオ、マニアオルガン、以前より興味を持っていましたが、なかなか機会に恵まれず、初の参戦となりました!音取りもキットのそれぞれのパートから取り、PA でミックスする形、聴いていても Uki さんの叩き分けは明確なので、出来るだけ各パート毎に取る形が良いように感じました。徐に始まった演奏ですが、行き成りのフルスロットル、超高速で突っ走ります。Uki さんのドラミングは、セッティングと組み立て、カンカンに張ったチューニングは、吉田さんからの影響を感じますが、テクニカルで肩の力を抜いたドラミングスタイルそのものは、植村さんを感じさせるものがあり、キャッチーな言い方で言うと、吉田さんと植村さんを足して2で割った新世代ドラマーと言った感じでしょうか、ただ、実際叩き出される音、リズム構築のコンポジションはオリジナリティに溢れ、これからのシーンを担う逸材であることは疑う余地も有りません。しかも、怒涛の超高速ナンバーが繋げられているにも関わらず、ノイジーな歪みベースとクリーンなドラミング、そして2人が絡ませてくるファニーなヴォイスにより緩急と場面展開を見事なまで織り込むセンス、Kuwashima さんなのか Uki さんなのかは定かではないですが、ここのアレンジの素晴らしさも特筆すべき点でしょう、描かれる世界に引き込まれ、怒涛の展開に心揺さぶられ、あっという間の14分間が過ぎ、Kuwashima さんのベースを投げ出す形での幕引き。終演後、暫くその場から動けない余韻に捉われ、かつ清々しい清涼感を同時に感じました。また、新たな音楽は、その息吹を明確な形で提示してきました。今後の展開が楽しみです。興味と機会をお持ちの方は、是非マニアオルガンのオフィシャルサイトでスケジュールをチェックし、ライブに足を運んで下さいませ。