09/24(土) Pochakaite Malko/る*しろう@初台 The Doors

09/24(土) Pochakaite Malko/る*しろう初台 The Doors に行って来ました。セットは以下、

Pochakaite Malko
01. G-13 (荻野和夫作曲: 1st収録、約6分)
02. It came from ... 〜 (荻野和夫作曲: 2nd収録)
03. 〜 Somewhere In Time (桑原重和作曲: 2nd収録)
04. 〜 Death By Hanging (桑原重和作曲: 2nd収録、約15分)
05. D.N.A. (荻野和夫作曲: 2nd収録、約13分)
06. Anna (荻野和夫作曲:アルバム未収録、約5分)
07. Laya (立岩潤三作曲: 2nd収録、約4分)
08. Acid Rain (荻野和夫作曲: 1st収録、約8分)

約58分

Pochakaite Malko Members
荻野和夫: key
桑原重和: b
立岩潤三: dr
壷井彰久 e-vln(5)



る*しろう
01. くねり腰 (金澤美也子作曲、1st収録、逆回転モノ第2弾、約10分)
02. 犬 (金澤美也子作曲、アルバム未収録、逆回転モノ第3弾、約5分)
03. 鳥 (金澤美也子作曲、1st収録、約11分)
04. 魅惑のハワイ旅行(金澤美也子作曲、アルバム未収録、約5分)
05. ノック (井筒好治作曲、新曲、約6分)
06. ヲ−リ−すーる (金澤美也子作曲、1st収録、逆回転モノ第1弾、約9分)

約46分

る*しろう Members
金澤美也子: key (dr)
井筒好治: gt (key)
菅沼道昭: dr (gt)



Machine and the Synergetic Nuts Members

恐らく7曲程度、3曲目までは曲区切り、4曲目は約23分程そのまま繋げて終了

約50分

Machine and the Synergetic Nuts Members
マヒマヒ: ss, ts
須藤俊明: dr
スズキヒロユキ: b
岩田ノリヤ: org



久々のポチャですが枠は1時間弱、その中を練りに練って持ってきたセット、完璧でした。頭に「G-13」を持ってきたのは2年ぶりぐらいじゃ無いでしょうか、続く「It Came From ...」からのメドレーも曲順、つなぎ方共に素晴らしかったですね、「D.N.A」を中盤に据え、続いて「Anna」を持ってきた構成には驚きましたが、実際聴いてみたら良いバランスが取られていたように思います。「Laya」と「Acid Rain」で纏め上げたのも流石です。この濃密な演奏をしっかり聞かせる構成で纏め上げるポチャの充実振りは特筆ものです。全体バランスからみたら些細なことですが、荻野さんのタッチが一部キレを欠いていたり、ミスタッチが出ていたりしたのは特に大きな問題点ではないですが、ちょっと気にはなりました。しかし、改めて思いますが、こんな凄いバンドの演奏をリアルタイムにライブで体感できることは大きな幸せですね。次回ライブは11月に六本木(?)あるようで、詳細はオフィシャルベージに明確になり次第上がるそうです。


2番手はる*しろう、冒頭に久々の裏る*しろうが出ました!ドラムスに金澤さん、key は井筒さん、Gt に菅沼さんです。金澤さんの絶叫エコーから本来のパートに戻り「くねり腰」へ続けていらっしゃいました。特筆すべきは井筒さんの新曲「ノック」でしょうか、これまたキれた傑作曲で、凄まじい展開、圧倒されました。前回@新宿 Red Cloth で感じた暗黒色は、全体に減った印象で、その分る*しろう独特の明るい狂気性がより明確に見て取れた印象です。そして、こちらも暗黒色が後退した「魅惑のハワイ旅行」が堪りませんでした、仄々した日常の幸せな人間ドラマの中に潜む狂気性を、些細な事柄(?)のドラマティック性を色合い豊かな音像で描ききった橋田壽賀子ドラマ的チェンバーナンバー、今回も演奏して下さいました。


トリは MSN、当初はてっきり初めてだと思っていたのですが、メンバーが出てきて直ぐに思い出しました、変拍子DE踊ろうで見たことあります、あと「乱調の美学 V.A.」でも音源聴いたことがありますね。やっている事も、かなり高度で、ハイテンションながら、ちょっと前の2組が凄すぎて霞んでしまった印象ですね。最後の23分に渡るハイテンションメドレーが良かったのですが、やはり凄さが伝わり難い音楽性なので、課題は大きいでしょうね。


と取り合えずアップしておきます、また、時間見つけて更新します。


n.p. 蒼二点 CD-R : Ogeretta Label OGR-002