11/21(日) スズキイチロウ・カルテット@入谷なってるハウス

eiji002004-11-22

11/21(日) スズキイチロウ・カルテット@入谷なってるハウス に行ってきました。まずはセットから、

1st Set:
01. 渚の男 (不破大輔作曲、スズキ ag ・小森 ss Duo、約8分)
02. ??? (渋さの曲、スズキ ag ・小森 ss Duo、約12分)
03. ??? (???作曲、スズキ ag ・磯部 b Duo、約6分)
04. Far East (スズキイチロウ作曲、スズキ ag ・小森 ss ・磯部 b Trio、約10分)
05. Free Way II (スズキイチロウ作曲、スズキ ag ・小森 ss ・磯部 b Trio、約12分)

約58分

2nd Set: スズキイチロウ・カルテット
06. Round in cape (スズキイチロウ作曲、小森 ss、約8分)
07. I Drift (菊池俊行作曲、小森 cl、約13分)
08. Boo-Ko (スズキイチロウ作曲、小森 ss、約17分)
09. Missing (Child) (スズキイチロウ作曲、小森 b-cl、約8分)
10. Return (スズキイチロウ作曲、小森 b-cl、約8分)
11. Petit Boy (スズキイチロウ作曲、小森 ss、約8分)

約65分


メンバーは、スズキイチロウ(eg, ag), 小森慶子(ss, cl, b-cl), 磯部ヒデキ(b), 金子清貴(dr) の4人、毎月第3日曜日に入谷なってるハウスで月例ライヴを行なっていらっしゃいますが、毎回、素晴らしい演奏と共に、リーダーのスズキイチロウさんが考えてらした趣向にて、編成違いや楽器違いアレンジ違いにて、楽しませて下さいます。今年の4月のライブで、このジャズミュージックシーンの良心とも呼びたい素晴らしいバンドに出会ってから、4〜11月の月例で8回、+@成田御利生祭1回の計9回のライブに足を運びましたが、全てのライブにおいて音楽そのものの素晴らしさを堪能させて頂いた気がします。本日は、まず一部にては、編成を変えつつ演奏すると言う形で、一番手は、先月末長野県飯田で行われたイチロウ・小森デュオ、渋さ知らズの「渚の男」を演奏しますが、イチロウさんはいつもの名器、David Daily を用いての演奏、気高く我侭な David Daily がすっかり、イチロウさんのリリシズム溢れる演奏スタイルに馴染んだ感が有り、神々しいまでの一体感を持って演奏されます。小森さんは Soprano Sax、中規模編成渋さでのツアーの影響からか、力強い高音を高らかに交えながらのソロを取っていらっしゃった印象で、一時期の体調不良はすっかり良くなったようです。続く曲もこの2人によるデュオにて、渋さの曲を演奏されてました。息もピッタリですし、2人の音の相性は無限の可能性を秘めている印象です、今後もこのデュオ続けていって欲しいところですし、小森さんのオリジナル「アルカディア」(ag & ss)、「パストラル」(ag & cl)、「臥遊」(ag & b-cl)辺りを是非とも演奏していただきたいところです。続いては、イチロウさんと磯部さんのデュオ、このお二人のデュオもまた素晴らしく、お互いの弦の響きを巧く支えあう形で美しく音を紡いで行きます。


取り敢えずここまでで上げておきます、また時間を見つけて更新します。


注*
次回のスズキイチロウ・カルテット@なってるハウスの月例ライブは、12/26(日)となるようです。


n.p. Pat Metheny「80/81」