11/06(土) Pochakaite Malko @吉祥寺 disk union インストア

11/06(土) Pochakaite Malko @吉祥寺 disk union インストアライブに行ってきました。セットは以下、

01. G-13 (1st)
02. 絞首刑 (2nd)
03. it came from ... (2nd)
04. Laya (2nd)
05. somewhere in time (2nd)
06. D.N.A. (2nd)
Encore:
07. Acid Rain (1st)

約55分

Pochakaite Malko Member:
荻野和夫(key)
桑原重和(b)
立岩潤三(dr)
壷井彰久(vln)


予定時間の17:00を2分ほど回った頃、吉祥寺 disk union に入ると、「G-13」のイントロが流れ出していた。慌てて空いてるスペースに入り込み、ふと眺めると Progressive Rock のコーナーを客スペースに向かって背負う形、おまけに Hard Rock/Heavy Metal コーナーを押しのけるように演奏スペース、客スペースを作っているため、思わず「おぉ、プログレを背負って、ハードロックやヘビメタを押し退ける意気込みの表れか」と感じましたが、まあ、そんなことはないでしょうね。演奏は勿論素晴らしく、「it came from ... 」の入り方を荻野さんが間違った程度はご愛嬌と言ったところで、このバンドの演奏力の高さは、いつも聴いていて恐ろしくなる程の高いレベルに達していながら、常にその先を目指すメンバー一人一人の高い意識が見て取れ、そして回を重ねる毎により高いレベルでの演奏に達しているように感じて見逃すことが出来ないのですね。そして、今日も素晴らしかったインストアでここまで音をデカく、歪ませて良いのだろうかと脳裏を掠めましたが、まあお店側が納得しているのだから問題無いのでしょう。「somewhere in time」のいつもの ELP パートでは、退避スペースが無いため、その場で腰を下ろしていらっしゃった壷井さん、ちょっと手持無沙汰で辛そうでした。そして、やはり最後は「D.N.A.」、既に壷井さん加入後のポチャの代表曲となりつつある感さえ伺える荻野さん作曲の大曲で、曲のモチーフの採り方と場面展開が素晴らしく、曲構造は数ある歴史的名曲をも凌駕し、傑出した技術と際立った個性を持つ4人の壮大なシンフォニーによって織成される名曲中の名曲、本日の演奏も素晴らしかったです。そして、アンコールも応えて下さり、壷井さん加入後、1st の曲の中で、最も壷井さんの加入を待っていた感のある「Acid Rain」を演奏し、幕を閉じました。2nd「LAYA」、本日のインストアライブを企画して下さった disk union では、ライブ音源を収録した Special Bonus CD が付いていますので、興味と経済的に余裕のある方は、是非購入してチェックしてみて下さい。実は目白の World Disque でも別トラックの CD が付いていて、レコ発ライブ、DU、WD と個人的には3枚購入してしまいました、堪能してます(^^);


n.p. Pochakaite Malko「LAYA」