07/03(土) ERA with 太田惠資 @横浜 Stormy Monday

eiji002004-07-04

07/03(土) ERA with 太田惠資横浜 Stormy Monday に行って来ました。セットは以下、

1st Set:
1. Arena (鬼怒作曲、2nd 収録、鬼怒:a-g-s、壷井:5-e-vn)
2. I was a Teenage Werewolf (鬼怒作曲、2nd 収録、鬼怒:a-g-s、壷井:5-e-vn)
3. Hoghon (鬼怒作曲、1st 収録、鬼怒:a-g-s、壷井:5-e-vn)
4. Under the Red Ground (壷井作曲、2nd 収録、鬼怒:a-g-c、壷井:a-vn、太田:a-vn)
5. Gadget (壷井作曲、2nd 収録、鬼怒:a-g-c、壷井:5-e-vn、太田:a-vn)

約60分

2nd Set:
6. Haf (鬼怒作曲、2nd 収録、鬼怒:a-g-c、壷井:5-e-vn)
7. New Era Has Come (鬼怒作曲、1st 収録、鬼怒:12-a-g、壷井:5-e-vn)
8. 即興 (約15分、鬼怒:a-g-s、壷井:5-e-vn、太田:5-e-vn)
9. Tono (壷井作曲、2nd 収録、鬼怒:a-g-c、壷井:a-vn、太田:a-vn, daf

Encore:
10. Left Window (壷井作曲、1st 収録、鬼怒:a-g-c、壷井:5-e-vn、太田:5-e-vn)

約80分

鬼怒無月(a-g-s はスパニッシュ・アコギ、a-g-c は通常のクラシック・アコギ、12-a-g は12弦アコースティック)
壷井彰久(5-e-vn は赤を基調とした5弦エレクトリック、a-vn は、アコースティックに Fishman 製と思われるピックアップをつけた形)
太田惠資(a-vn は通常のアコースティック、スタンドマイクに音を拾わせる形、5-e-vn は青を基調とした5弦エレクトリック)

鬼怒無月・壷井彰久デュオ、ERA の 2nd「TOTEM」レコ発ライブです。この 2nd「TOTEM」、聴かれた方はご存知だと思いますが、非常に高いクオリティを持った作品になっています。このデュオが、足掛け4年をかけて辿り着いた一つの頂点が凝縮された形となり、その際に素晴らしい録音技術を有した GOK Sound がこの音源の具現化に大きく貢献しています。このアルバムは、2人という最小編成のアンサンブルで、音楽には無限の可能性があることを、トラディッショナルな音楽的遺産とプログレッシヴな音楽的創造性は両立するものであることを、聴く者に改めて思い知らせてくれます。そんな素晴らしいアルバムに触れ、2人とは思えない驚異のアンサンブルをライブで目の当りにしたい想いに後押しされてライブに足を運びました。しかも、この日は、日本の先鋭的な音楽シーンの黎明期から、バイオリンを主体として今なお現役バリバリで活躍されている太田惠資さんがゲストなのです。ライブの幕を開ける1曲目は「Arena」、鬼怒さんの瑞々しい雫が零れるようなフレーズで曲に導入し、壷井さんが鬼怒さんに合わせるようにもう一本の源流を形作り、2本の源流が絡み合うように流れ出し、そして一瞬の静寂を生み出す。その静寂の空間を切り裂くように鬼怒さんが激しいカッティングで舞台を整え、壷井さんが情熱的なテーマ演奏を載せてくる。2人の演奏はお互いの激しいフレージングに触発し合うようにぶつかり合うかと思えば、美しく情熱的なフレーズで聴衆を魅了させる。まさに「Arena」では、美しき一瞬の”生”をかけて Guitar と Violin が闘っているかのよう、再びテーマ演奏に戻り曲を閉じる。この激しい闘いで傷ついたかのように鬼怒さんのギターの3弦が早くも切れてしまいました。続く曲は「I was a Teenage Werewolf」、


取り合えずここでアップします。また、時間見つけて更新します。


n.p. ERA「TOTEM」