10/03(日) Salle Gaveau@Dave Lombardo,

Berlin
に行って来ました。セットは以下、

01. Alloy鬼怒無月作曲、1st収録、鬼怒 ag、約9分)
02. 童話で書かれた生態系 (林正樹作曲、3rd収録、鬼怒 eg、約8分)
03. La Cumparsita ( By Geraldo Hernan Matos Rodriguez・佐藤芳明編曲、3rd収録、鬼怒 eg->ag、約10分)
04. ロジウラのトゥランブラン (佐藤芳明作曲、3rd収録、鬼怒 ag、約7分)
05. Tempered Elan (鬼怒無月作曲、1st収録、鬼怒 eg、約8分)
06. Strange Device (鬼怒無月作曲、2nd収録、鬼怒 eg、約9分)
07. 黒いカマキリ - Una Santateresa Negra - (喜多直毅作曲、2nd収録、鬼怒 eg、約9分)

Encore 1:
08. ぐちゃぐちゃな秩序 (鳥越啓介作曲、3rd収録、鬼怒 eg、約4分)

Encore 2:
09. Calcutta (林正樹作曲、1st収録、鬼怒 eg、約6分)

Encore 3:
10. 雨は午後三時に (鬼怒無月作曲、3rd収録、鬼怒 ag、約7分)

約85分

Salle Gaveau Member:
鬼怒無月(g)( eg:Vanzandt Stratcaster Clear Blue、ag:ガットギター[TAKAMINE] )
喜多直毅(vn)
佐藤芳明(acc)
鳥越啓介(cb)
林正樹(ep)


Salle Gaveau Europe Tour 2010: Day 8 @Dave Lombardo, Berlin、当初予定されていた A-Train がダメになり、そこから急遽探した場所 Dave Lombardo でのライヴ。ローカルでの宣伝展開等していないからと心配された集客ですが、ベルリン在住の日本人の方々に声かけたりしたこともあってか、ツアー中最も日本人観客が多いライヴとなりました。何と、先日 Einbeck でのライヴにいらして鳥越さんが書かれたイントキブログにも出てらした楠部さんや、ベルリン在住のミュージシャン、千野秀一さんもいらっしゃってました。とは言え、普通のバーの一角でやるので、その他多くのお客さんは全く持って普通にガヤガヤ飲んでる体で、ここで演奏してまともに聴いてくれるのだろうかの雰囲気が漂う中、演奏開始予定時間を30分ほど押して21:30にライヴスタート!

1曲目は「Alloy」、演奏が開始するや全ての観客の気持ちが Salle Gaveau の音楽に向けられたあの瞬間、素晴らしく心地よい緊張感に支配されます。そして、演奏が終わるや割れんばかりの拍手の渦に飲み込まれます!もの凄い音楽に出会った喜びを全身全霊で熱狂を持って表現する観客、もうここからは Salle Gaveau の独壇場!

3曲目の「La Cumparsita」にてトラブル発生、ギターのエレキ側アンプが音が出なくなり、いろいろ繋ぎ直し、繋ぎ替え等してみるも効果なし、すくと後ろを向いた鬼怒さん、ガットギターに持ち替えて演奏を続けます!見事なリカバーでした!とは言え、その後エレキも通常アコースティックで使っている方のアンプへ繋いでいらっしゃいました。したがい、エレキはいつものあの”ソリッド”な鬼怒節にはなっておらず、そこはちょっと残念でした。

その後も「ロジウラのトゥランブラン」や「Tempered Elan」等静か目の曲もしっかり集中して聴く観客の皆さん!そして「Strange Device」では最早絶叫でその感動をバンドに伝えようとする!本編ラストは「黒いカマキリ」、こちらも大盛り上がり、熱狂にて激しくアンコールを求める観客、何とトリプルアンコールまで飛び出しました!


いよいよ、千秋楽、ラストのローマを残すのみ!



n.p. Salle Gaveau「La Cumparsita」