07/14(金) 蒼二点@江古田フライングティーポット

07/14(金) 蒼二点@江古田フライングティーポット に行って来ました。セットは以下、

01. Julia Dream ( By Pink Floyd、すずき vo&mini-pf、荻野 lute、約3分)
02. Loop (すずきあおい作詞・作曲、すずき vo、荻野 lute、約4分)
03. ???? (????、すずき vo、荻野 lute、約5分)
04. Wartery Sky (すずきあおい作詞/荻野和夫作曲、すずき vo、荻野 lute、約4分)
05. Smells Like Teen Spirit ( By Nirvana、すずき vo、荻野 lute、約6分)

約24分

蒼二点 Member:
すずきあおい(vo,mini-pf)
荻野和夫(lute,cho)

蒼二点のライヴが、「まっ白な壁に絵描く音楽.その1」@江古田フライングティーポットという企画にて、実施されるとのことで、楽しみに足を運びました。7バンドが出るような企画ということもあり、蒼二点は荻野さんがリュートを携え、あおいさんはミニピアノを携えたシンプルな形にて5曲、25分弱という短い演奏時間でしたが、その短い中でもこれぞ蒼二点!と言えるような静謐な音楽空間を創出下さり、蒼二点の演奏時間だけは、暑さを忘れる素晴らしい一時となりました。

冒頭は「Julia Dream」、先日他界した Syd に捧げる訳ではないとの荻野さんの言葉でしたが、心に染み入りました。Syd が抜けた後のピンク・フロイドのシングル盤として出てまして、邦題は「夢に消えるジュリア」。Syd 脱退後徐々にコンセプト指向になったフロイドは本曲をオリジナルアルバムには収録することはありませんでしたが、ベスト盤「Relics」(邦題は「ピンク・フロイドの道」)に収録されています。オリジナル曲を挟みつつ最後にオルタナを弱音で演奏すると言う、ある意味かなりアグレッシヴ/プログレッシヴな形にて Nirvana の「Smells Like Teen Spirit」で纏め上げます。

あおいさんのヴォーカルは、淡く柔らかながら確信を持った力強さを内包し、独自の世界観を有しつつ、何処までも遠く静かに響き渡って行く、荻野さんのリュートも、あおいさんのヴォーカルを繊細に支えながら、美しく憂いを帯びた旋律を静謐に、ただただ美しくストイックに彩って行く、お二人の作る蒼二点ならではの音楽世界、しっかり堪能させていただきました。

終演後にちょっとあおいさんとお話しさせていただいた際に、また秋頃にはライヴを考えているとのことです!また、是非足を運ばせていただきたいところです。


n.p. 蒼二点「s/t」CD-R