02/03(金) 喜多・黒田・ハーディ・吉野@大塚GRECO

02/03(金) 喜多・黒田・ハーディ・吉野@大塚GRECO に行ってきました。セットは以下、

1st Set:
01. 吹雪 (喜多直毅作曲、クリス darbukka->daf->riq1->darbukka、約10分)
02. 板橋区 (喜多直毅作曲、クリス kajon->riq1、約11分)
03. Women's Dance ( By Milcho Liviev、クリス riq2、約10分)
04. 千年前の村 (喜多直毅作詞/作曲、喜多 vn&vo、クリス daf、約6分)

約48分

2nd Set:
05. 即興 ( w/t 海老原美代子 dance、クリス riq1&daf、約11分)
06. ワルツ (鬼怒無月作曲、仮タイトル、クリス kajon->riq1、約9分)
07. 絵の中の戦争 (喜多直毅作曲、クリス kajon )
08. 〜 On Suicide - 自殺について -( By Hanns Eisler、クリス kajon )
09. 〜 Le temps des cerises - 桜んぼの実る頃 - ( By Antoine Renard、クリス riq1、約19分)

Encore:
10. 夢 (喜多直毅作曲、クリス claves->kajon、約6分)

約54分

Member:
喜多直毅(vn,vo)
黒田京子(pf)
クリストファ・ハーディ(per)
吉野弘志(b)

Guest:
海老原美代子(dance)



喜多直毅さんの音楽表現の”凄み”というか”極み”を改めて実感させていただきました。更に、個人的には初の、喜多さんが公に歌ったのは2度目となる貴重な喜多さんのヴォーカルを体験させていただきました。そして、喜多・黒田・ハーディ・吉野という組み合わせのカルテットも恐らく初で、黒田さんと吉野さんが一緒に演奏するのもかなり久しぶり(2年ぶり?)という新鮮な状況もあって、こんなんありですかバリの充実の演奏が展開されました。ここに、佐藤芳明さんが加わると喜多さんオリジナル物の史上最強クインテットとなる筈ですが、本日はスケジュールの都合で不参加とのこと、1部3曲目の「Women's Dance」はそんな佐藤さんを偲んで(? By 喜多さん MC)演奏されてました。ただ、佐藤さんの音が無いこと、黒田さんとの久々の共演というこもあってか、吉野さんの音のカバー音域、音数&アグレッシヴさがいつもより増していて、ここは個人的に非常に嬉しかったです。また、こういう”本物”の演奏の時には流石に業界関係者も多くいらっしゃってらして、日本のベリーダンサーの草分けとも言える海老原美代子さんが見にいらっしゃってまして、急遽2部1曲目の即興演奏では、ゲストとして参加されたりしてましたし、谷川賢作さんも、お名前は失念してしまいましたがドイツの著名な音楽家無声映画に即興音楽で伴奏をつけることで有名な Gunter A. Buchwald さんでした、今回は東京国立近代美術館フィルムセンターの「日本におけるドイツ 2005/2006 NFC所蔵外国映画選集 ドイツ・オーストリア映画名作選」にて上映される一部の無声映画に伴奏をつけるため来日されていました。大泉学園 in F マスター、御指摘&御教授ありがとうございました)もいらっしゃってました。


詳細は、また時間見つけて更新します。


n.p. 喜多直毅「Hypertango II」