11/04(金) Michael Manring@ベースセンター

11/04(金) Michael Manring@ベースセンター に行って来ましたセットは以下、

1. Monkey Businessman ( By Michael Manring、「Thonk」収録、約9分)
2. La Sagrada Familia( By Michael Manring、「The Book of Flame」収録、約9分)
3. Improvisation : Beatles Medley ( By Lennon/McCartney、約8分)
4. Adhan ( By Michael Manring、「Thonk」収録、約7分)
5. Selen ( By Michael Manring、「Soliloquy」収録、約6分)
6. Helios ( By Michael Manring、「Soliloquy」収録、約7分)

約95分

Michael Manring(b)


遂に念願の Michael Manring の演奏を間近に見る機会を得ました、席はなんと最前列! Michael との距離は 1m 足らず...この時点で既に気絶しそうな状況です。今回の来日は15年ぶりとのことで、Michael のトレードマークとも言える ZON Bass の日本代理店、クロサワ・ベースセンター の招聘により、楽器フェアでのデモ演奏と本日のコンサート形式のクリニック、"Night of Extreme Bass" を行う形となります。まず、冒頭のクロサワ・ベースセンター店長の挨拶、コールにより Michael Manring が登場、行き成りの日本語挨拶(こんにちは、今日はこのベースクリニックに来てくれてありがとう)にはビックリ、ここからは英語で、今回の来日は15年振りであること、招聘元のクロサワ・ベースセンター、ZON Bass、そして本日の来場者に感謝していると深々とお辞儀、その柔らかい物腰と静かで丁寧な語り口調は、まさに彼のベース仙人のイメージと重なります。今回のエフェクト環境は Michael 単独での来日と言うこともあって、至ってシンプル、後の質問でも本人が答えていましたが、エフェクタ関係は Boss の VF-1 のみ、そこにチューナーを付けて、見易いように正面足元に配置、その右サイドには Roland のフットペダル、VF-1 自体にプリアンプ機能が付いてることもあって、そのままスピーカーに直結されていて、本人曰く「今回は、運べる機材も限られていたので厳選した」とのこと。そして、ここで演奏が開始されますが、なんと1曲目は「Thonk」に収められている「Monkey Businessman」、ZON Hyperbass を駆使し、エフェクト、エコーを絡め、スラップとタッピングによる嵐のような演奏、時折ハーモニクスも絶妙に絡めつつ、ZON Hyperbass 独特の Hipshot x-tender を用いた演奏中の各弦毎のチューニング・アップ/ダウンが、効果的な場面ニュアンスの変化を演出する様が目の前で展開されます。勿論「Monkey Businessman」は「The Artist's Profile: Michael Manring」DVD でもその演奏シーンが収録されている為、奏法自体は映像で見ていたのですが、実際に 1m 手前での演奏、ダイレクトに聴こえてくるそのサウンドを目の当たりにすると、そのまま気絶してしまうほどの感動が全身を貫きます。ただただ素晴らしい体験でした。



n.p. Michael Manring「Soliloquy」